狩野建築 コラム

「造作家具のメリット」(無駄なスペースがなくなる)注文住宅などの住宅一般には、必ずデットスペースがあります。造作家具はミリ単位で家具を作れますし、お部屋自体も広く見えて収納力も上がります。(お洒落な空間を造ることができる)注文住宅で家を建てる方は、建物に関してこだわりのある方が多いと思います。造作家具は、お部屋のイメージに合わせ違和感のない空間を造ることができます。（耐震性に優れている）造作家具は注文住宅を建てる際に壁の中に補強材を入れ、造作家具を壁に固定するので、地震で家具が倒れてくる心配がないです。（掃除がしやすい）造作家具は建物と一体化になるので、規格品の家具と違い裏にホコリ等がたまる心配がなく掃除が安易に出来る。「造作家具のデメリット」(家具の移動が安易に出来ない)造作家具は新築工事中に壁に固定するので、安易に家具の移動をすることができません。また撤去するにしても費用がかかり、家具の取り付け方にもよりますが、壁・天井が仕上がった後に家具の設置をしていれば、撤去工事もそれほど費用はかかりませんが、壁や天井に埋め込まれている場合もあります、そのようなケースは復旧工事に費用がかかります。（費用が高くなる）造作家具はミリ単位で寸法が決められ、自由自在に収納スペースを作れる世界に一つだけの自分のオリジナルの家具なので、材質の素材などにもよりますが、大量生産の既製品の家具に比べると費用も高額になります。