瓦屋根
瓦屋根
「日本瓦」日本瓦は最も古くから木造建築物の屋根に使用されている屋根材で、日本の風土に適しています。日本瓦の特徴としまして、耐久性や強度が高くメンテナンスも必要ありません。しかし日本瓦は1㎡当たりの総重量が48㎏あり、屋根一坪に対して53枚使用されます。日本瓦は表面の処理により種類分けされており「釉薬瓦と無釉瓦(いぶし瓦)」と分かれています。注文住宅を建てる方は屋根のデザイン性や耐久性なども知っておいた方がいいので、ここでは瓦屋根のメリットとデメリットのご説明を致します。
(釉薬瓦とは)瓦の原料となる粘土を日本瓦の形を造り乾燥させ、釉薬というガラス質を瓦の表面に塗布しガラス層を造り窯で焼きます。
釉薬の成分により表面の色彩が変化をし、釉薬でコーティングしている為、瓦の表面にツヤがあり耐水性・耐久性とも優れていることが特徴です。
(無釉瓦とは)いぶし瓦ともいい釉薬を塗らず、瓦を焼き上げる時に蒸し焼きにすることで耐久性を高めることができます。釉薬瓦と違い瓦自体のツヤはありませんが、年数が経つにつれ味が出る瓦です。瓦本体は銀色が特徴です。また、洋瓦なども釉薬を使わず瓦の形を造り焼いた素の状態のことをいい、「素焼瓦」とも言います。素焼瓦の場合使用する土の色で瓦の色も決まります。
(日本瓦のメリット)
「部分的な差替えが安易に出来る」
瓦は野地板(屋根の下地)の上に瓦桟という桟を横に流しそれに引掛けている為、瓦がわれた場合など、他の屋根に比べて差替えが安易に出来る。
「断熱性能が優れている」
コロニアルやガルバ二ウム鋼板は野地板に直に張る為、野地板と屋根材との隙間がないが、瓦の場合野地板と瓦との隙間がある為、断熱効果がある。また遮音性も高く音なども響きにくい。
(日本瓦のデメリット)
「瓦自体の総重量が重たい」
日本瓦1枚の総重量は約8㎏あり、一坪の屋根を葺くのに53枚使用されます。その為、屋根が重たくなり耐震性に劣るので、近年では瓦屋根からガルバ二ウム鋼板やコロニアルに変える傾向が多いです。
「瓦の漆喰が剥がれる」
瓦には屋根の棟となる部分や隅木部分と瓦との間の隙間に埋めます。漆喰の役割は瓦同士の接着と雨や風の侵入を防ぐ役割をしています。昔は棟や隅木の漆喰は土を盛り表面だけ漆喰を塗ることが多かったため、年数が経ち漆喰が剥がれることが多かったです。近年このような修繕が多い為、現在は棟や隅木は土を盛らず漆喰だけで納めることが多くなりました。
「自然災害で落下する傾向がある」
瓦屋根は古くから日本で使われていましたが、昔の瓦はトントン葺きといい防水シートとして役1ミリ程度の厚みの杉板を重ねて敷、垂木の位置にきずりを勾配なりに流し、厚み約40ミリの鼻残を横に流し瓦の寸法に合わせ瓦桟を横に流して瓦を瓦桟に掛けながら葺いて、肝心な所は釘を止めたり銅線で結わいたりしていましたが、地震や台風などで落ちたり飛んだりすることも少なくありませんでした。現在は瓦も1枚ずつビスで固定して瓦同士が連結されている為、そのような被害は減りました。
「日本瓦」日本瓦は最も古くから木造建築物の屋根に使用されている屋根材で、日本の風土に適しています。日本瓦の特徴としまして、耐久性や強度が高くメンテナンスも必要ありません。しかし日本瓦は1㎡当たりの総重量が48㎏あり、屋根一坪に対して53枚使用されます。日本瓦は表面の処理により種類分けされており「釉薬瓦と無釉瓦(いぶし瓦)」と分かれています。注文住宅を建てる方は屋根のデザイン性や耐久性なども知っておいた方がいいので、ここでは瓦屋根のメリットとデメリットのご説明を致します。
(釉薬瓦とは)瓦の原料となる粘土を日本瓦の形を造り乾燥させ、釉薬というガラス質を瓦の表面に塗布しガラス層を造り窯で焼きます。
釉薬の成分により表面の色彩が変化をし、釉薬でコーティングしている為、瓦の表面にツヤがあり耐水性・耐久性とも優れていることが特徴です。
(無釉瓦とは)いぶし瓦ともいい釉薬を塗らず、瓦を焼き上げる時に蒸し焼きにすることで耐久性を高めることができます。釉薬瓦と違い瓦自体のツヤはありませんが、年数が経つにつれ味が出る瓦です。瓦本体は銀色が特徴です。また、洋瓦なども釉薬を使わず瓦の形を造り焼いた素の状態のことをいい、「素焼瓦」とも言います。素焼瓦の場合使用する土の色で瓦の色も決まります。
(日本瓦のメリット)
「部分的な差替えが安易に出来る」
瓦は野地板(屋根の下地)の上に瓦桟という桟を横に流しそれに引掛けている為、瓦がわれた場合など、他の屋根に比べて差替えが安易に出来る。
「断熱性能が優れている」
コロニアルやガルバ二ウム鋼板は野地板に直に張る為、野地板と屋根材との隙間がないが、瓦の場合野地板と瓦との隙間がある為、断熱効果がある。また遮音性も高く音なども響きにくい。
(日本瓦のデメリット)
「瓦自体の総重量が重たい」
日本瓦1枚の総重量は約8㎏あり、一坪の屋根を葺くのに53枚使用されます。その為、屋根が重たくなり耐震性に劣るので、近年では瓦屋根からガルバ二ウム鋼板やコロニアルに変える傾向が多いです。
「瓦の漆喰が剥がれる」
瓦には屋根の棟となる部分や隅木部分と瓦との間の隙間に埋めます。漆喰の役割は瓦同士の接着と雨や風の侵入を防ぐ役割をしています。昔は棟や隅木の漆喰は土を盛り表面だけ漆喰を塗ることが多かったため、年数が経ち漆喰が剥がれることが多かったです。近年このような修繕が多い為、現在は棟や隅木は土を盛らず漆喰だけで納めることが多くなりました。
「自然災害で落下する傾向がある」
瓦屋根は古くから日本で使われていましたが、昔の瓦はトントン葺きといい防水シートとして役1ミリ程度の厚みの杉板を重ねて敷、垂木の位置にきずりを勾配なりに流し、厚み約40ミリの鼻残を横に流し瓦の寸法に合わせ瓦桟を横に流して瓦を瓦桟に掛けながら葺いて、肝心な所は釘を止めたり銅線で結わいたりしていましたが、地震や台風などで落ちたり飛んだりすることも少なくありませんでした。現在は瓦も1枚ずつビスで固定して瓦同士が連結されている為、そのような被害は減りました。
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「注文住宅」を中心に手掛ける“家づくり”のプロ 株式会社狩野建築です。
町田・相模原・川崎を中心に、型にとらわれず自由な発想で、
あなたにとって家族にとって「大好きな暮らしを」考え、ご提案いたします。
〒215-0012 神奈川県川崎市麻生区東百合丘1-34-28
電話:044-951-1162
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